お祓い(誰の心の中にも鬼がいる)

 その心の鬼とは、分かりやすく言うと「欲」の事、ゴルフのクラブを振る時、クラブを上に上げる時までは純粋だが、振り下ろす時は、皆「業(欲)ごう」に負ける、その「業」とは、他の人より少しでも遠くに飛ばそうと、他の人よりかっこ良くクラブを振ろうと、そのためゴルフクラブがダフったり、止まっている球に当たらない、それは「欲」と言うモノに負けるからである。それを、我が住職は「心に鬼がいる」という。何故こんな話をするのか、それは皆「己の事が可愛いので嘘をつく」そのついた「嘘」が、我が住職は「心に鬼がいる」という。

       

 最近の相談で一番多く面白いのが、宗教の違う家に嫁いでしまった、どうすればいいか?との問いです。一つに、私は神道なんだけど旦那は熱心な仏教徒、嫁いだ家で仏壇に手を合わせる日々が続く、どうしょう。本来なら「本当の事を言って、断るべきだが」言えない。形だけで手を合わせていると代々信仰する「神」に対しての冒?にならないかと心配です。代々先祖から信仰する「宗教」に対しての思い込みが、強ければ強いだけ「悩み」続けるのです。 はっきり言って、心配しなくても良いですよ、自分の信仰していない「宗教」に手を合わせたからといって「神」に対しての冒?にはならないですよ。我が家は代々「寺」と「神社」が隣り合わせで、代々我が家でお守りして来たのです。我が家の住職曰く「要は心の問題」である、新興宗教は少し違うが、本当の「神」はそんなに「度量」の狭いお方ではない、と昔からの言い伝えです。己の事を信じてくれている信者には「神」「仏」はより一層の「強い愛情」を持って接してくれるとの教えです。他の「宗教」に手を合わせても、己の信ずる「神」「仏」を敬う気持ちがあれば、全ての事象から救われるとの教えです。 それでも何か不安だなと思う人は「己の守護霊」に対して手を合わせれば良いのですよ。要は「自分自身の守護霊」に対し、色々思い浮かべながら手を合わせ「祈る」と良いのです。 又自分の実家の「ご先祖様の位牌を」嫁ぎ先に持って行く場合はどうすればいいのか。それは「止める」べきです。難しい事を書いてもいけないので、簡単に言うと、違う「苗字」の位牌が一つ屋根の下にある訳です、当然、後から来た「位牌」は嫁ぎ先では「安住」するのはなかなか難しいのです、昔から一つ屋根の下に「違う苗字の位牌がある」と揉め事が耐えないと言われています。その為にも何処かの「同じ宗教」の所でお預けした方が良いでしょう。これだけは「はっきり」言えます「駄目」ですからね。

    


又、我が家での言い伝えは「位牌は」黄金であると、その言われは「位牌」を大切にして「ご先祖様」を大切にすれば、必ず良い事があるとの教えです。それは「ご先祖様」を大切にすれば、家族円満で仕合わせな生活が送れると、そのご褒美として「位牌の中から小判、二分金等が出て来た、黄金が出る」と言う、それは一番の「ご褒美(黄金)」より家族の「笑顔」が黄金に勝るとの教えです。いつも「笑顔」でいると、全てがいい方法に行き「成功」すると言う事です。 家族が円満に「笑顔」で「仕合わせ」な生活を送る為には、我が家の住職曰く「人から良く言われる人間よりも、人を良く言う人間(人を誉める)に」成りなさい」との教えです。そうすれば、必ず「仕合わせ」になれると言います、分かりました「決して人の事は悪く言わない」事です。