啓発(度量の大きさ)

7日に行われたソチ五輪の開会式で、中国選手団が選手入場で渋滞を引き起こし、係員に行進を促される一幕があった。香港のフェニックステレビ(電子版)が報じたところ、中国国内からは「礼儀がなっていない」「規則を順守しない典型だ」など選手団を批判する声が上がった。

 場内に現れた中国選手団の一部が、途中で立ち止まり客席に手を振り始めたため、数秒間行進が停止し、係員が慌てて選手を誘導する様子が生放送で映し出された。VIP席にいた習近平国家主席に手を振るためだったとみられている。

 

   

 氏は同日、ソチ市内で中国選手団を激励し、「規則を守り、素晴らしい戦いぶりと文明礼儀で中国のイメージを十分に示してほしい」と述べていたが、氏の開会式出席によって、選手団が指示に反するという皮肉な結果を生んでしまった。

  CCTVは、ソチ五輪の開幕式で各国選手団が入場する様子を紹介していた。しかし、日本選手団が入場し、安倍首相が画面に映し出されると、驚くべきことにアナウンサーはひと言も声を発さなくなった。無視することで日本を侮辱したのだ。

 私はこのような狭隘でせせこましく、堂々としていない行為には賛同しかねる。周知のとおり、国と国との間に争いが発生しても、国際的な場所では国際的な慣例に則って相手との関係を処理しなければならない、挨拶をするべき時は挨拶をし、握手をするべき時は握手をする。これはマナーである。

釣魚島(日本名:尖閣諸島)や安倍首相の言動に対する中国政府の対応は、われわれの度量のなさを示してしまっている。たとえば、中国側が「ソチ五輪で安倍首相と一切の接触をしない」と発表したが、このような態度は周囲からバカにされるだけである。ひと言ふた言言葉を交わすことが何だというのか。この世界には永遠の友も永遠の敵もいないのだ。

  

 今回の件では日本人は侮辱されておらず、逆にわれわれ(中国人)が自分を貶めた。国際社会は中国を見下すだろう。彼らは「中国人は国際慣例を理解していない。文明的でなく、マナーは最低だ。交流するにしない」と思ったことだろう。いずれにせよ関係部門の人たちにはを働かせてもらいたい。一時の快楽のために国家のイメージを汚すことのないように。

 日本のNHKは男女2人が解説し、中国選手団が入場した時、2人は楽しげな口調で説明した。

「今、中国選手団が入場してくるのが見えました。総勢60人余り。中国では2008年に北京五輪が成功をおさめ、前回の冬季五輪でもメダルを多数獲得。今回も金メダル争いにからむことが期待されます。パラリンピックでは中国と日本の選手団が同時に入場するそうです。中国の習近平国家主席も開会式に出席しています。選手団が立ち止り、主席に手を振っているようです!」



  一方のCCTVは日本選手団が入場した際、どんな解説をしたのか? CCTVの動画を見てみると、一言の解説もなかった。CCTVは中国13億人の前で日本を完全に無視したのだ。これは中国の一部の人を喜ばせるだろうが、大国としては度量が狭く、報道の基本、また道徳観にも背くものだ。

NHKとCCTV、いずれも国の公の放送でありながら全く違う態度は、世界に「日本は誠実、中国は横暴」といった印象を与えただろう。国のイメージというのは、ほんの小さいことで上がったり下がったりするものだ。

   以上のように、中国人の方でも分かる人は分かるんです。この人達はお互いの腹の内は見せなくても、表立ってはちゃんと挨拶握手をして、お互いの主義主張ははっきり言う事と考えているのです。

前々から私がこのホームページで掲載している通りです。こういう中国人の方もいらっしゃるんですね。

色々な場所で会議等が開かれると思いますが、会議が開かれている会議室から一歩外に出れば、皆仲間であり、友であるのです、例え議会の場所でお互いが罵声を飛ばし合っても、それはそれ、良かれと思って議論したのでありますから、外に出たらお互いを讃え合い、握手をして分かれるも良し、どこかに飲みに行くのも良し、続きをおながら話すも良し、終われば全てを忘れて握手しお互いの立場を理解して、発展するように協力する事が「度量の大きさ」である。

私達日本人が他のに対して、ああでもない、こうでもない、と言いますか、言いませんよね。

 一つに国民性というのもありますが、代々からのいいえを、知らず知らずの内に、守って(身体に染み付いている)来ているのです。(日本人、万歳ばんざい)

 善しは別として、人の事は言わないのが、日本人の良い所でしょうね。言った所で良い事は無いですからね。

 住職は言っていました「のある人間は、った事をそのまま言わない」とね。

又「正しいだけをして、正しい事だけを言って」きる事は出来ないと言っていました。なるほどね。