正月(体調を整える)

  前回に書きました、める事の難しさについて大変多くの方からメール頂きました。これほど話題にしていただけるとは思いませんでした。今回は第弾、誰でも出来る人の褒め方です。人を褒める事は難しいから出来ないと思っていませんか?簡単なんですよ、ただ気がついていないだけなんです。誰でも出来る方法をお教えしますね。それは「相手の一番やってはいけない事、自分がやられては嫌な事」の反対をやれば良いのですよ。人前でされたり、注意されたり、られたりする事は誰でも嫌ですよね、逆で皆の居る前で褒められるのも、少し照れくさいし、何かゴマスリにみたいに見られますよね。じゃあどんな方法が良いか、それは「本人の居ない所で褒める事です」誰でも居ない所で褒められれば嬉しいですよね。最高のプレゼントは「本人の居ない場所で、何気なく良い所を言ってあげれる」これほど嬉しいものはないですね。褒められれば、俄然頑張って仕事なりが出来ますね。誰かが見ていてくれたんだと嬉しさがこみ上げてきますよね。

 ようは子供と同じで相手を褒めて伸ばす能力を引き出す、確かに怒られるより褒められた方が嬉しいですよね、褒められれば「やる気になる」ですよね。芸能界でいう演技指導もそうです、若い頃役者をやっていて、今は売れっ子の演出家蜷川幸雄短気な気質で演技指導の厳しさでも知られ、「口よりも手よりも先に、物が飛んでくる」と言われるほど一般的にはスパルタ演出家のイメージが強いですが、蜷川幸雄は、自分が若い頃に「演技が下手で、監督や出演者から馬鹿にされ、嫌な思いをした」のにやられて嫌な事を今もやっている。今は歌手で有名になったTは「貶され、バカ呼ばわりされて」役者を辞めた、たまたま歌手で成功したから良いけれど、(蜷川幸雄)に同じように貶され、バカ呼ばわりされて辞めていった人間は何百人といます、皆が皆とは言わないですが、人は褒めるべきですよ。一度(蜷川幸雄)の現場に行ってみたが、最悪でしたね。こんなのがまかり通るとはね。飽きれました。

 人は誰でも「められたい、められたい、かれたい」という「つの、たい」の願いをもっています、逆にいえば、相手を心から褒める事ができれば、私達も人間関係の達人となる事ができるのです。同じ仕事をするのにらsれながらするのと、められてするのとでは結果に違いがあるのです。統計をとってみた人がいます。すると「よくやってるね」と褒められ励まされた方がはるかに良い結果が出たのです。「もっと早く」「なにやってるの、しっかりやりなさい」と叱咤激励されているのと、恐いから一生懸命やってよくできるようになると思われがちですが、実際には叱られて大きく成長していける人は多くないのです。いつの世でもめられて人は成長するのです。    

子供を育てる上でも、褒める方が良いと分かっていても、私達はつい叱る事の方が多くなってしまいませんか。また、いくら褒めたいと思っていても褒める所がないと思える事もあります。そのような時には、褒める事をつくってでも、小さい時に教え込んで下さい「目に見える事をです」心の底から「有り難う」と言う事です。すると子供は見ていますから「真似をして、有り難う」と言うようになります。1日に1つは必ず良いことを見つけて褒めてあげて下さい。その時子供は大きく変(成長)っていくのです。それが財産なんです。

 我が住職が言っていました「人は皆が皆、財産を持つ事は難しいが、誰でも笑顔優しさを持つ事は出来る」其の為に世の中の人に向かって「有り難う」と言う事だと。

 又住職は、人は「素直」という言葉は、年を取るごとに遠ざかると言われた、この素直でいて、素直に喋ることは難しいと、素直に「有り難う」と何人の人が言えるかと言われた。なるほどね「素直」でいろとね。