啓発(いい加減な考えを捨てなさい)

 

歴史を研究する人から「坂本龍馬の研究は嘘っぽい」と言われます。いつだったか学校の先生からも同じように言われました。坂本龍馬が日本史上の一大偉人である事は間違いないでしょう。今は余りにも坂本龍馬をもちあげて過大評価する傾向が強く、たいした内容でもないのに坂本龍馬モノ一回出せば、スグに先生、先生とはやす人達がいる、要するに史実は二の次で、買う側の人間に合わせて出版する、だから「坂本龍馬の研究は嘘っぽい」と、書かれてしまう、そこで過去に書いたこの文章を、敢えて掲載しました、今一度読んで下さい。

 20091031大学院の研究発表をさせて頂きました。その時他のコーナーで、本を出版された方が私達大学教師の前で(壇上に上がり)1時間も本の宣伝をされた。最後に質疑応答があり「周りを見て」誰も質疑が無いようなので私が手を上げ質問に立った。その本の題名は『坂本竜馬の知られざる逸話』であったため、「貴方はどの立場からお書きになったか?」と質問し、その作者は「坂本竜馬を擁護する立場から書いた。」と言われた。「ならお聞きします『坂本竜馬の隠された逸話』とは何ですか?」の質問に答えられない、私は少し頭にきたのでその作者に(意地悪で)はっきり言ってやりました。「高知県に来たことがありますか」と、1度あると答えました。今から何十年か前に司馬遼太郎さんが「竜馬が行く」をお書きになった時、本当の「坂本竜馬」を知って書きたいと高知に何度も何度も足を運ばれて色々な資料の中から私達のご先祖様を見つけ、我が家の過去帳を拝見したいと何度も足を運ばれお教えした事があると父親から聞かされた。司馬さんは書くにあたり「坂本竜馬」の本当の姿、人物、話し、真実なのかを知った上で、本を書きたいと言われたと。私はその作者に、「貴方は写真で『坂本竜馬のピストル』とか紹介しているけれど、どんなピストルなのか分かりますか?」との質問にも答えられない。今私がホームページでその「坂本竜馬」のピストルインターネットで探していると、言うところで司会者が止めに入り、そこで質疑応答は不完全燃焼に終わってしまった。私がその作者に言いたいのは、その人物を描く時には、その人物の全てを知った上で書かないと(作品に載せられないこともあり)只の張り合わせ本になってしまう。千手観音になりますよ。お寺の言い伝えでは、千手観音はいくら手が千手あっても、口は1つ、後の999は口に入らないし余分な物は要らない。余り欲張らない、欲張ると必ず悪い結果になるとの教えです。その作者に「『坂本竜馬』を語る資格は無い。」と言いました。少し言い過ぎたとは思いましたけど。せっかくだから「坂本竜馬」について話しておきます。「坂本竜馬のピストル」は1年に3丁程度話がきます、でもある刻印がどれも無いのです、その刻印をお話することは出来ませんが、あれば言い値で買い取る予定です。何故私の所に依頼が来ているかと言うと、江戸時代に四国の豪商は三富商といい、1.才谷屋2.田村屋3.浅井屋が四国全土を商っていたと聞きます。私のご先祖は深尾(南家)でありその南家から三男(冷飯食い)が田村屋に養子に行きそこから親戚付き合いが始まりました。才谷屋は(坂本竜馬の長男叔父さんの本家)度々南家で集まり酒を飲んだと記述があります、県の歴史資料の中に「酒を酌み交わしその挙句、田村屋は山内の殿様が居ないのを良い事に、次の日、高知城の天守閣に上がり、(他の者の密告により)帰宅した殿様から、田村屋は打ち首を言い渡された。その理由は町人の分際で天守閣に上がりスパイ行為をしたとの事であった」と書かれている。その知らせを聞いた南家の先祖は、町人を上げたのは私の責任、私が切腹してお詫び申し上げる。とその結果田村屋は打ち首を免れ、我が先祖に対し、愛壱等を命じ七年間の所払いを命じる。とのお沙汰があり今住んでいる地に七年間住んだ。お迎えが来ても、「我が法華の道に入る」と言って、それからは今の地でお寺をやってこられた。田村屋はお咎めなしで借金は帳消し、田村屋は今の高知県で名門土佐高校を創られた、田村屋は金に物を言わせあちこちに手を出し調子に乗りすぎた、色々な所に金を出してタカをくくって居たから足をすくわれた、千の手を出しても決断をする人は1人。我が家の言い伝えは千手観音のお姿を見て「調子に乗ると全てを失う」全ては1つのものに心を置き、欲張った考えを持たない事との教えです。その事から坂本竜馬の血縁の方から、私にどうしてもピストルを探して下さいと依頼がありました。どうしてですかと聞きましたら、「誰だか分からないけど、枕元に来られて、探せと」ピストルを探してくれと言ってくるとの事です、それ以上は聞きませんでした、だからいい加減な金儲けで「坂本竜馬」の名前は使って欲しくないのです。このような上記の事が分かってこそ、龍馬の本当の事が分かるのです、只龍馬と書けば本が売れるから、龍馬と書いて金儲けをしている人が多いのです。高知県も色々知っているけれど、敢えていう必要もないから、黙っているのです。観光の為にね。ピストル商会でインターネット見て下さい。掲載しています。